「法泉寺盆まつり」が8月15日、曹洞宗舜栄山法泉寺(上里町七本木)境内で開かれる。
「人と人がつながり、笑顔があふれる夏のひとときを一緒につくりたい」という朝倉秀臣住職と妻の有美さん夫婦の思いが形になる同祭。
有美さんは「子どもの頃、毎年夏になると近所の公園で開かれる盆まつりをとても楽しみにしていた。やぐらを囲んで輪になって踊る人、久しぶりの再会を喜ぶ人、子どもたちのはしゃぐ声。夏の夜ならではのにぎわいと温かな風景が、今でも心に残っている」と振り返る。「いつか法泉寺の境内でそんな盆まつりを開きたいと抱き続けてきた思いが、地域の店や団体などの協力を得て今回初めて実現する」と開催への思いを口にする。
同寺は、天正年間(1573~1592年)に、当地の金井筑前守政綱を開基として創建されたと伝わる曹洞宗寺院。群馬県下仁田町の長楽寺を本寺とし、長楽寺三世の密州大察大和尚が開山した。江戸時代には徳川将軍家から寺領13石の御朱印を受けたほか、七本木小学校創設の地としても知られる。現在、朝倉住職が第24世住職を務める。
同寺は、座禅会や写経会、寺ヨガを定期的に行うほか、春と秋に「法泉寺マルシェ」を開くなど、地域住民が寺を身近に感じられる催しに取り組んでいる。
当日は盆踊りを行うほか、焼きそば、かき氷、フランクフルト、ラムネ、駄菓子などの飲食ブースが並ぶ。金魚すくい、ヨーヨー釣り、落書きせんべい、型抜き、ミニ射的など、子ども向けの縁日企画も用意する。小学生以下にはポップコーンを無料配布(なくなり次第終了)。
開催には、相川食堂、たかとも、SALA七本木、みちゅ郎、SUZUKIYA(kodomo SUZUKIYA)、hasu cafe、駄菓子屋しぃーり、柿沼養魚場、本庄やなぎの会、CHAME CAFEなど、地域の店や団体が協力。上里町観光協会が後援する。
相川食堂(七本木)の相川充店主は「地域の皆さんが世代を超えて集まり、交流できる盆まつりに協力できることをうれしく思う。子どもたちにとって夏休みの楽しい思い出となり、大人にとっても懐かしい夏祭りの雰囲気を楽しめる一夜になれば。初めての盆まつりを盛り上げたい」と意欲を見せる。
開催時間は17時~20時。