本庄第一中学校・高等学校(本庄市仁手)美術部の作品展「第34回さわらび展」が7月24日~26日、イオンタウン上里(上里町金久保)で開かれ、3日間で533人が来場した。
同展は、部員が日頃の活動で制作した絵画を発表する年1回の作品展。高校生19人と中学生1人の合計20人で活動しており、会場には人物や風景など、それぞれの感性を生かして描いた作品が並んだ。本庄第一中の1年女子生徒も初めて参加し、4月から顧問や高校生の指導を受けて仕上げた3作品を出品した。
同部は創部45年。前身の本庄女子高校時代、当時顧問だった菅野公夫教諭が1982(昭和57)年、母校の本庄高校で行われていた作品展「六月展」にちなんで始めた。1993(平成5)年4月に学校が男女共学の本庄第一高校となり、同年の展覧会名を、芽を出したばかりの柔らかいワラビを意味する「さわらび展」に変更した。六月展時代から数えると45回目、さわらび展としては34回目となる。
菅野教諭が27年間指導し、現顧問の棚澤寛教諭が引き継ぎ、今年で18年となる。同部は全国高校総合文化祭への出場や、国際美術展での内閣総理大臣賞受賞などの実績を重ねてきた。埼玉県美術展(県展)には39回連続で入選し、2026年は6人が入選。累計入選者数は423人となった。このうち、八須唯さんが教育長賞を受賞した。
44代目部長の清水希美さん(3年)は「初めての会場で、準備に時間がかかり不安もあったが、先生や保護者、部員全員の協力により、500人以上の来場を達成できた。今回の経験を今後の活動に生かしていきたい」と意欲を見せる。
棚澤教諭は「高校生という枠に収まらず、どんどん自分の表現を伸ばしてほしい。作品はまだ柔らかい『さわらび』。毎日練習して徐々に育ち、いつの日か空高く伸びることを信じて指導している」と期待を込める。