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本庄で「ほきいち祭」 塙保己一生誕の5月5日に初開催へ

塙保己一記念館

塙保己一記念館

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 塙保己一(はなわ・ほきいち)を楽しく学ぶ機会となる「ほきいち祭」が保己一の生誕日である5月5日、本庄で行われる。

国指定史跡の塙保己一生家

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 盲目の国学者・塙保己一は1746年5月5日に生まれたことから、毎年5月5日に同イベントを開催しようという機運が地元有志に高まり、今年、初開催を迎える。

 当日は「史跡巡り」「菓子まつり」をはじめ、保己一に関連したイベントを本庄市児玉文化会館(通称=セルディ、本庄市金屋)で行う。

 「塙保己一史跡巡りスタンプラリー」では、塙保己一記念館(八幡山)で受け付けを済ませ、「順路の説明・地図」「塙保己一先生とこいのぼりの黄色の交通安全旗」を受け取る。参加者は、実相寺、塙保己一生家、龍清寺、塙保己一公園、御霊(ごれい)稲荷神社、検校面田(けんぎょうめんでん)の碑、「セルディ」と巡る。全行程は8キロで、スタンプラリーの受け付けは9時~12時。

 「セルディ」にゴールすると、参加者には「つみっこ」とアイス「ガリガリ君」を無料配布予定。同施設内のホールでは13時から、SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザの映像「塙保己一が遺(のこ)したもの」を上映。「ほがらかむさし子宝合唱隊」の合唱の後、シンガー・ソングライターTAONさんが本庄市・美里町・神川町・上里町のご当地ソングなどの弾き語りをピアノで行う。子ども群読劇「塙保己一物語」も15時~16時に予定。入場無料で、定員は600人。

 同施設内では、塙保己一に関する展示物の閲覧、書籍の販売、菓子の販売を行う。工作室では、「ほきいちクッキー」「ほきいち粘土」「版木型絵馬」の制作体験も用意。

 実行委員会の竹並万吉会長は「令和5年5月5日は、『GO!GO!GO!』なので最高の一日になると確信している。こいのぼりの中心地・加須市からこいのぼりを借りて市内各所で泳がせる。ほきいち祭を思う存分楽しんでほしい」と話す。

 「セルディ」の受け付け、展示は15時まで。

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