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本庄の老舗自転車店「じてんしゃ村」が101周年 きめ細かなサービスで差別化

「じてんしゃ村」の外観

「じてんしゃ村」の外観

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 本庄の老舗自転車店「じてんしゃ村」(本庄市前原1、TEL 0495-21-2080)が7月で101周年を迎えた。

常時700台展示している「じてんしゃ村」店内

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 現店主・小暮忍さんの曽祖父が1921(大正10)年、同市中央で車輪を扱う店「明治屋」として創業。忍さんは4代目。3代目社長の父、守さんのとき、店名を「じてんしゃ村」にしたという。小暮さんは「父はアイデアマンで、店舗を拡大してくれた」と振り返る。「父は1998(平成10)年7月より、たまり漬け一座の座長としても活動している」とも。

 「ファミリー向けや通学用など普段使いの自転車から最近注目されているスポーツバイクまで豊富に取りそろえている」と忍さん。「ホームページなどを見て県外など遠方からの問い合わせも多い」とも。

 小暮さんは「地域に根ざし、価格、品ぞろえ、修理などのメンテナンスに力を入れ、大型店ではできないきめ細かなサービスの提供を心がけている。修理した自転車をお客さまが引き取りに来る時などに『ありがとう』と言ってもらえるのが何よりうれしい」と目を細める。

 「スタッフを大切にし、お客さまには当たり前のサービスを当たり前に提供し続けていくことが大切」と話す小暮さん。「コロナ禍になり、自転車は密にならないで運動できる乗り物として需要がある」とも。

 新たな100年の1年目を終え、小暮さんは「101年前の創業当時と今では世の中が変わっているように、100年後には自転車がどのようになっているか分からない。その時、その時の時代の流れの中で必要なものやサービスを提供していければ」と話す。

 営業時間は9時30分~19時。駐車場20台。8月末まで同市で実施している「PayPay30%還元」キャンペーンにも参加している。

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