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本庄で誕生した世界最古の自転車「陸船車」、トルコ大使が運転 

「陸船車」を運転するトルコ大使のハサン・ムラット・メルジャンさん(写真提供=本庄市)

「陸船車」を運転するトルコ大使のハサン・ムラット・メルジャンさん(写真提供=本庄市)

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 駐日トルコ共和国特命全権大使のハサン・ムラット・メルジャンさんが12月14日、本庄市を初めて視察し、地元の小学校で世界最古の自転車とされる「陸船車」を運転した。

ホストタウンフラッグの前で記念撮影するトルコ大使と本庄市長ら

 来年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会を前に、トルコ共和国のパラテコンドー代表選手団が同市で事前合宿を行う予定になっており、その視察が目的。視察当日、庁議室で地元の経済団体と、同市議会では同議員らと懇談した。

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 同日午後に行われた市内の北泉小学校訪問では、全校児童と教職員がメルジャン大使を歓迎した。同校体育館では、復元された「陸船車」をメルジャン大使が「運転」した。陸船車は「世界最古の自転車」とされており、戸谷正夫さんが代表を務める「本庄まちNET」のからくり門弥プロジェクトリーダー・新井正人さんが昨年、実物大サイズで復元した。

 陸船車は江戸時代中期の1729年に武蔵野国児玉郡北堀村(現、本庄市北堀)の農家、庄田門弥(しょうだもんや)が考案した乗り物。新井さんは、江戸時代の図面を元に、2008(平成20)年から11年の歳月をかけて復元に成功した。

 同校の岡村和美校長は後日、「児童がトルコ語でバッチリあいさつすることができた。陸船車に乗ってもらえてうれしい。メルジャン大使が『130年前に和歌山県の沖合でトルコ軍艦が沈没し乗組員が漂流した際、地元住民の日本人が約70人のトルコ人を救出してくれたことを知って以来、日本人が大好きになった』と児童に話してくれた」と振り返った。「メルジャン大使が、ケバブがおいしいので、ぜひトルコに来てください、と話すと、児童が『大人になったら絶対に行く』と応えた」とも。

 同市オリンピック・パラリンピック支援室担当者は、選手団の練習会場となる本庄総合公園体育館(通称=シルクドーム)で、選手を安全に受け入れるための新型コロナウイルス感染症対策などを同大使に説明した。

 同市では来訪を歓迎して、庁用車130台に「ホストタウン応援ステッカー」を貼付し、東京オリンピック・パラリンピック競技大会の終了まで、トルコ共和国応援の機運を醸成していく。

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