「埼玉群馬女子会」が3月5日、本庄ガスECOはにぽんプラザ（本庄市銀座1）で「太極拳体験講座」を開いた。

「埼玉群馬女子会」運営メンバー

　昨年春、埼玉県と群馬県にゆかりのある40～50代の女性5人が中心になって立ち上げ、間もなく1年になる同会は月1回のペースで、さまざまな活動に取り組んでいる。昨年12月には前橋の結婚式場で36人が参加して「ランウェー＆美食パーティー」を開いた。

　同会の細川敬子さんは「私たちがとにかく楽しもうというのが会設立の原点。私たちが楽しめる企画を通して地域の活性化につながれば」と、高橋まみさんは「向上心があって美意識が高い皆さんと交流することで私自身も人生がとても豊かになった。一人ではなかなか体験できないことでも同世代の人と一緒に体験することで楽しくできる」と、それぞれ話す。

　今回、理学療法士の長部（おさべ）庸介さんが講師となり、太極拳に取り組んだ。太極拳はゆっくりと柔らかく動くのが特徴。太極拳を体験した小島さなえさんは「初めて体験した。普段の生活の中では社会と自分のバランスがテーマで、呼吸バランスなどを体感できた」、斉藤千絵さんは「自分の持っているイメージを感じながらやってみた。静かな動きなのに体が温かくなる」、清水祐子さんは「精神統一できた。今度は息子と一緒にやってみたい」と、それぞれ話していた。

　講師を務めた長部さんは「参加者の皆さんが自分自身の内側に目を向けながら体の動きを付けていた」と振り返る。

　同会は4月17日に上里町内のイチゴハウスでイチゴ狩りを行い、5月22日には秩父銘仙の着物を着て散策を予定している。