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本庄市レスリング協会が「市民レスリング大会」 台湾からも参加

「第3回本庄市民レスリング大会」の様子

「第3回本庄市民レスリング大会」の様子

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 本庄の「カミケンシルクドーム(本庄総合公園体育館)」(本庄市北堀)のサブアリーナで12月17日、「第3回本庄市民レスリング大会」が開催された。

「第3回本庄市民レスリング大会」で判定を協議する審判員ら

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 本庄市レスリング協会会長で同大会会長の高岸利之さんは「埼玉県はレスリングの強豪チーム。強豪選手を多数輩出し、オリンピックメダリストもいるにもかかわらず、県北部地域はレスリングの普及が抜け落ちてしまっているエリア」と話す。「生まれたばかりと言っても過言でない本庄市のレスリング環境だが、必ずや大きな風が送り込まれると確信している」とも。
 1970(昭和45)年、日本初となるレスリングのクラブチーム「木口道場」を開設し、山本美優・聖子姉妹(レスリング世界王者)や総合格闘技の五味隆典選手らを育てた木口宣昭さん。木口さんが幼少期を過ごした本庄で「コンバットレスリング」アジア選手権大会を2016(平成28)年に開催したのを機に結成した同協会。第1回本庄市レスリング大会は2021年12月11日・12日、第2回同大会は昨年7月3日に行われた。

 第3回は、「市民の部」(フリースタイル=男子・女子)、「一般の部」(同)、「キッズの部」(=小学生以下、未就学児、男女1・2年児童、同3・4年児童、同5・6年児童)のカテゴリーで開催。今回の参加者は95人。台湾からの参加もあった。来賓の栗田弘志さんは「今年は来賓だが、来年は選手として挑戦したい。本日はしっかり勉強して来年に備えたい」と意欲を示した。

 大会実行委員長の吉澤昌さんは2019(平成31)年1月、上越新幹線・本庄早稲田駅近くにレスリングやキックボクシング、サンボなどを指導する「本庄道場」(早稲田の杜4)を開いた。日本コンバットレスリング協会の理事長も務める吉澤さんは同市で2017(平成29)年10月、「コンバットレスリング世界選手権大会」を開いている。

 同大会「市民の部」では、軽量級=藤田淳さん(本庄道場)、重量級=小杉公良さん(同)が優勝。「一般の部」では、軽量級=呂智凱さん(台湾小英豪レスリングクラブ)、中量級=森田啓佑さん(MTK fight japan)、重量級=岡本泰宏さん(伊勢崎スパークラーズ)、中学生の部では、軽量級=吉永昊生さん(MTX ACADEMY)、中量級=内海楽さん(同)、重量級=土肥利羽さん(同)が優勝した。「キッズの部」でも20階級でそれぞれ優勝者が決まった。

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