本庄市の七軒町（しちけんちょう）自治会、仲町（なかまち）自治会、上町（かみまち）自治会の住民らが「はにぽんプラザ」（本庄市銀座1）駐車場で週1回のラジオ体操を始めて、9月2日で1年がたつ。

七軒町自治会の村田鐵男会長

　同市社会福祉協議会では2023年4月、誰でも参加でき、健康増進、地域の見守り効果が期待される「ラジオ体操」の活動を地域で広めるため、ラジオ体操普及促進事業を始めた。同協議会では、CDプレーヤーやCD音源を貸与するなどの支援を行っている。

　七軒町自治会の村田鐵男会長らがラジオ体操を始めるに当たり、本庄西地域第2層協議体（愛称＝西愛ネットワーク）が立ち上げをサポートした。同ネットワークは、同協議会が運営する、本庄西地域の日常生活圏域の課題を話し合う機関。村田会長らは昨年9月2日、毎週土曜7時からラジオ体操を始めた。

　8月24日の参加者は約30人。「気分的にすっきりする」「一時期休んだが、再び参加するようにした」「体がほぐれて気持ちがいい」などの声が聞かれた。同協議会の担当者らは「もっと多くの人にラジオ体操をしてもらえれば」と参加を呼びかける。

　同協議会が支援するラジオ体操は現在、城下公園、西五十子自治会館、本庄こども広場、フレッセイ児玉店、五十子ふれあい公園、ヤオコー児玉バイパス店、ウエルシア本庄児玉南店、共和公民館、つきみ荘の10カ所で行っているが、会場によって、実施曜日・時間は異なる。詳細はウェブサイトで確認できる。