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本庄のレストラン経営者らNPO設立 地元子ども食堂ネットワーク化に意欲

NPO法人「おおぞらネットワーク」の設立キックオフで事業について説明する黒岩守代表理事

NPO法人「おおぞらネットワーク」の設立キックオフで事業について説明する黒岩守代表理事

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 本庄市民文化会館(本庄市北堀)の敷地内にある「和食レストランえん」の黒岩守さんらが12月27日、NPO法人「おおぞらネットワーク」設立キックオフの会合を開いた。

NPO法人「おおぞらネットワーク」設立キックオフであいさつする本庄商工会議所の狩野輝昭会頭

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 約40人集まった同会で、黒岩さんは「法人の理念は、埼北地域の子ども食堂を通して、コミュニティーの場を作り、社会貢献に寄与すること」と話した。

 黒岩さんらは活動の3本柱として「子ども食堂運営および子ども食堂ネットワーク事業」「イベント事業」「地方創生事業」を掲げ、11月16日に設立したという。

 同法人は農家や加工業者から提供してもらった食材を使ったセントラルキッチン機能を担い、「あおぞら食堂」はじめ「かるがも食堂」「深谷はなっ子食堂」「おしゃべり食堂」「子ども食堂 みやび」などの子ども食堂や、「まちなかサロン青い鳥」「生活支援ネットワーク」「ひだまりサロン」「蔵月のうさぎ」「福祉の店 太陽」「サラ本庄(本庄市婦人会)」などのサロンを支援するネットワークを構築するという。

 「本庄特産物マルシェ」「料理教室」「野菜の収穫体験教室」「本庄七夕まつり」「こだま夏まつり」「ハロウィンまつり」などのイベントにも積極的に参加すると話す。

 同団体の理事らは「同市や埼北エリアの魅力を全国にアピールする事業を企画していきたい」と意欲を見せる。「活気あるまちづくりを行い、未来の子どもたちが安心して暮らせるようにしたい」とも。

 黒岩さんは「2023年は土台作りだった」と振り返り、「2024年にはセントラルキッチン機能を充実させたい」と意気込む。

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