埼玉・上里町が10月1日から、町内対象店で「PayPay（ペイペイ）」を利用して支払いをすると、決済金額の最大30％のポイントが付与される取り組みを行っている。

PayPayのキャッシュレス決済で30％還元に参加している飲食店「たち川」

　第1弾は2020年12月1日～2021年1月31日に行い、参加店は191店だった。今回は240店以上が参加している。

　今回のポイントの付与上限額は1回に付き2000ポイント、期間中1万2000ポイント。飲食店、雑貨店、ガソリンスタンド、美容院など町内の店が参加。店頭やレジ付近にポスターなどを掲出して利用を呼びかけている。町内のPayPay加盟店で中小企業または個人事業主が対象。対象店はPayPayアプリで確認できる。

　ウニクス上里(上里町七本木)のテナントでも「くまざわ書店」「ソフトバンク」「パティスリーアリス」「ホームバザー」「HAIR　WORKS bona」「ラパックスワールド」「クーロンヌナチューレ」「タカハシ」「パステル」「evo」の10店が対象店舗に。町内のガソリンスタンドで給油した50代の男性は「ガソリンスタンドでの給油でも最大30％戻ってくるのはありがたい」と話していた。

　同町総合政策課政策調整係の蓮洋樹（はちすひろき）さんは「原油高、物価高騰などが懸念される中、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策として、第6弾となる町の独自支援策でキャッシュレス決済推進事業第2弾を実施することになった。この機会に町内の店を利用していただき、消費活性化につながれば」と期待を込める。

　11月30日まで。

追記、予定還元額の上限に達したため、11月7日で終了。（上里町が10月27日発表）