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地元の私立本庄第一中でオンライン授業始まる 体育の授業や保健室からの中継も

本庄第一中学校のオンライン授業の様子を見守る高橋悟副校長(右手前)

本庄第一中学校のオンライン授業の様子を見守る高橋悟副校長(右手前)

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 私立本庄第一中学校(本庄市仁手)で4月13日、「オンライン授業」が始まった。5教科だけでなく体育や家庭科の授業に加え、保健室からも週1回、メッセージを届ける。

本庄第一中学校の「保健室」から門倉理弥養護教諭がメッセージをリアルネット配信

 同校は新型コロナウイルス感染症拡大による政府の「緊急事態宣言」により、生徒の安全を第一に考え、5月6日まで休校を延長することを決めた。

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 2016(平成28)年開校当初からICTを進めている同校では、「新中学2年と3年の生徒を対象にリアルタイムで朝のホームルームや授業を行い、生徒の健康管理や学力向上に努めることにした」という。

 担任がインターネット上の仮想教室で始業前にホームルームを行い、生徒の健康チェックを行う。午前中に3時限まで授業をリアルタイムで行うことで、実際の授業と同様に生徒からの質問に答えることもでき、生徒の安心感につながっている。14日の家庭科の授業ではマスク作り、16日の体育の授業では自宅の部屋でできるストレッチ体操などを行った。

 授業は9時~9時30分、10時~10時30分、11時~11時30分、オンラインでリアル授業を行う。授業と授業の合間の時間には課題に取り組んだり、次の授業に備えて休憩したりする。5月1日まで、祝日を除く月曜~金曜、毎日行う予定。毎週金曜には保健室の門倉理弥(さとみ)養護教諭がリアルタイムでメッセージを届ける。

 理科の授業を担当する皿山将悟教員は同校のICT係。皿山教員は「生徒からアンケートを取ったが、『集中できた』『理解できた』とオンライン授業は好評だった。15日は中3生42人中35人が参加した」と話した。

 門倉養護教諭は「前日にリハーサルをした。出勤していた教員から早口になっているなどの指摘をもらい本番では改善できた」と振り返った。「来週以降は生徒たちのカメラ設定をオンにしてもらい、元気な顔を見る時間も確保したい」とも。

 「生徒、教職員の健康を第一に考え、教職員の在宅勤務も学校として進めている。オンライン授業を教員が自宅からすることもできるようにした」と話す高橋悟副校長。「理想の教育環境は生徒が登校し、教室で教員と生徒が顔を合わせ、会話をし授業を行うことだが、どのような事態になっても対応できる準備を3月初旬から進めていたのでオンライン授業をスピーディーに導入することができた。感染が世界中に拡大している新型コロナウイルス感染症の一日も早い終息が一番の希望だが、現実を見ると不安要素があるのも事実。今後も情報収集に務めながら、学校としてできることは何かを考え、安心安全な学校教育の環境作りを推し進めたい」と話す。