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本庄市の小学校にも大谷選手からグローブ 「野球しようぜ」のメッセージも

本庄南小学校の校長室で大谷翔平選手から贈られてきたグローブを手に取る児童ら

本庄南小学校の校長室で大谷翔平選手から贈られてきたグローブを手に取る児童ら

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 本庄市内の全ての小学校にも、米大リーグのロサンゼルス・ドジャースに所属する大谷翔平選手からグローブが届いた。

メジャーリーガー大谷翔平選手から届いたサイン入りグローブとメッセージカード

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 大谷選手が日本国内の全ての小学校に、右利き用2つと左利き用1つの合計3つずつ寄贈しているサイン入りグローブ。本庄市役所に昨年12月25日に届いたグローブ全てに「野球しようぜ」というメッセージカードが添えられていた。3学期の始業式に間に合うよう、13小学校(本泉小=休校中)に届けられた。

 1月10日の3学期の始業式で全児童に3つのグローブを披露した本庄南小学校(本庄市栄3)で、岡村和美校長が「大谷選手は小学3年から野球をずっと続けて、今は世界中の人をハッピーに笑顔にできる大スターになった」と話した。

 岡村校長は続けて、大谷選手からの手紙を紹介。「ロサンジェルス・エンゼルス・オブ・アナハイムのメジャーリーガー、大谷翔平です。(中略)この3つの野球グローブは学校への寄付となります。それ以上に私はこのグローブが、私たちの次の世代に夢を与え、勇気づけるためのシンボルとなることを望んでいます。それは、野球こそが、私が充実した人生を送る機会を与えてくれたスポーツだからです。このグロープを学校でお互いに共有し、野球を楽しんでもらうために、私からのこの個人的なメッセージを学校の生徒たちに伝えていただければ」(原文のまま)という内容で、「野球しようぜ」という呼びかけで締めくくられていた。

 休み時間に校長室を訪れた児童らは、大谷選手から届いたグローブを手にした。小2男児らは「中学生になったら野球部に入りたい」「アメリカに行って野球を観戦したい」などと口々に興奮した様子で話した。

 午後から同市立本庄南中学校(緑3)で行われた「入学説明会」に保護者と参加した同小6年児童ら数人は野球経験がほとんどないにもかかわらず、部活動見学で「野球部」を希望したという。

 岡村校長は、「しばらく校長室に展示したうえで、今後はクラブ活動の時間にキャッチボールなどに活用したい」と話す。

 同市野球連盟会長の竹並万吉さんは「多くの子どもたちが野球を身近に感じ、本庄市の野球がさらに発展すれば」と話す。「本庄総合公園のケイアイスタジアムを満員にして野球観戦したい」とも。

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