本庄市と上里町の小学校で教員を務めた天笠(あまがさ)真吾さんが始めたキッチンカー「だるま三郎」が7月9日、アララギ生花店(上里町神保原町)で開かれたイベント「宇宙船秘密基地」で初めて営業した。
「宇宙船秘密基地」はJR高崎線・神保原駅近くの同店で毎月第2木曜に開いているイベント。6回目となった今回は、夏季限定のビアガーデン形式で15時から20時まで開催した。
「だるま三郎」は、焼きそば(600円)、シャリシャリみかん、ジャンボフランク(以上400円)などを販売。天笠さんにとって、この日がキッチンカーで客に商品を提供する初めての営業となった。
高崎市出身で、同市在住の天笠さんは、小学校教員として34年間勤務し、2025年3月に退職した。キッチンカーを始めた理由について「飲食に興味があった。これまで世話になった人たちに来店してもらい、ご縁を続けていきたい」と話す。生まれ育った高崎市がだるまで知られることから、屋号を「だるま三郎」に決めたという。
初営業の場に「宇宙船秘密基地」を選んだきっかけは、キッチンカー「みちゅ郎」を営む入光代さんから誘いを受けたことだった。天笠さんは「先輩キッチンカーに誘っていただき、主催のアララギ生花店にも快く了承していただいた。以前、上里・神保原地域の方々にもお世話になったので、感謝の気持ちも込めて出店した」と振り返る。
同イベントを主催するアララギ生花店の蘭勝慧(あららぎ・まさと)さんは、「天笠さんの新しい挑戦の第一歩を、このイベントで迎えられたことをうれしく思う。親しみやすい人柄で焼きそばを焼いている姿がとても輝いていた。上里町の焼きそば屋さんを目指してほしい」と話す。
天笠さんの教員時代を知る、元小学校長で上里町在住の岡村和美さんは、「子どもたちの人生の土台を築いてくれる先生で、素晴らしい教育理念を実践してくれた。プールの底に、子どもたちが楽しみながら泳力を伸ばせるように海の生き物を描くことも、天笠教諭が提案してくれた」と振り返る。
「だるま三郎」は次回、7月19日に法泉寺(七本木)駐車場での出店を予定する。