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JR八高線・丹荘駅、建て替えから3年 駅舎壁面に地元児童らの手形

JR八高線の丹荘駅

JR八高線の丹荘駅

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 JR八高(はちこう)線・丹荘(たんしょう)駅の新駅舎が完成して、9月16日で3年がたった。

JR八高線・丹荘駅の旧駅舎

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 同駅は1931(昭和6)年7月1日、国鉄八高線・児玉駅~倉賀野駅間が開通した際、同時に開業した。所在地が当時の「丹荘村」だったことから現駅名になったという。2012(平成24)年3月17日から完全無人化。元々「上り」と「下り」の線路・ホームが別々で、2番線ホームに行くための跨線(こせん)橋があったが、2015(平成27)年7月から線路もホームも1つだけになり、跨線橋も撤去された。

 JR八高線は現在、八王子駅(東京都八王子市)~倉賀野駅(群馬県高崎市)間を結ぶ鉄道路線で23駅ある。1934(昭和9)年10月6日に全線開通して今年88周年。同駅は児玉駅(本庄市)と群馬藤岡駅(藤岡市)の間にある。新駅舎は城峯(じょうみね)公園(神川町矢納)の冬桜(ふゆざくら)をモチーフにして建て替えられた。

 同町立丹荘小学校で2018(平成30)年10月29 日、「駅舎に花を咲かせよう」をテーマに「ハッピーフラワープロジェクト」と題したイベントが行われ、同小児童らが手形で「冬桜」を描いた。

 同駅を管理するJR東日本高崎支社の広報担当者は「10月29日に丹荘小学校でイベントを行い、その後、支社内で関係者の手形を押し、11月29日に全員分の手形がそろった」と振り返る。同作品は翌年9月16日の新駅舎完成式典で行われた「壁画除幕式」でお目見えした。壁画のサイズは縦約2.2メートル、横約3.1メートル。

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