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本庄の老舗豆腐店で「ふわふわまつり」 看板商品「三之助」食べ比べなど

総務部長の茂木清子さん

総務部長の茂木清子さん

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 本庄市内の国道17号線沿いにある「もぎ豆腐店(本庄市寿3、TEL 0495-22-2331)で5月3日、三之助の工場祭「第32回ふわふわまつり2018」が行われた。

揚げたて油揚げの実演

 当日は、「揚げたて油揚げ」の試食や豆腐の食べ比べが行われた。いなりずし、コロッケ、シュークリーム、ソース、マヨネーズの販売も行われた。

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 同社の看板商品である「三之助豆腐」は昭和の初め、初代三之助が日本橋浜町で作っていた味を守り継いでいる豆腐。

 同社は1926(昭和元)年4月、初代、三之助が日本橋浜町で創業。その後、本庄市内に移転した。

 2代目が若くして社長になった時、「初代社長の頃の豆腐がうまかった」と周囲から言われ、初代と同じような豆腐を作りたいと決意。原料を見直し、凝固剤ではなく、にがりを使う元の形に戻した。

 大豆は日本各地の篤農家生産の大豆の中で、その時期、「最適な豆」を厳選。にがりは伊豆大島の海水を太陽と風の力で濃縮し、平釜で煮詰めて塩を作る際にできる海水にがりを使用。油は、伝統の圧搾法によって採取された、菜種の香り立つ菜種油を使っているという。

 同社では、昆布、シイタケ、ニンジンを混ぜてふっくら揚げた「京がんも」、山形や秋田の青豆を使い、ほんのり薄緑色をした寄せ豆腐「ふわふわ青大豆」、青大豆の甘味と香りを生かし半熟状に凝固させたデザートのような豆腐「ゆるりと」、特別にやわらかく仕上げたふわとろ豆腐「熟」なども取り扱う。

 現在、本社工場売店以外に髙島屋日本橋店、伊勢丹新宿店、日本橋三越本店など都内を中心に7店舗の直営店がある。