「第17回男子・第2回女子早慶対抗剣道試合」が9月23日、早稲田大学本庄高等学院(本庄市栗崎)の体育館で開かれ、男子・女子共に慶応義塾が優勝した。
同大会は早稲田大学本庄高等学院と慶応義塾志木高校・慶応女子高校の剣道部による対抗試合。男子は2010(平成22)年に始まり、女子は昨年から実施している。今年は男子が両校7人ずつによる勝抜戦、女子が両校5人ずつによる対抗戦で行われた。
司会進行は早大本庄高の南原心咲(なんばら・みさき)さんが務めた。開会の辞では、大会会長を務める早大本庄高の利根川博司教諭(剣道教士七段)が「早稲田大と慶応義塾大は永遠のライバルで、高校においても同じ」と選手を激励した。
審判長を務める本庄・児玉郡市剣道連盟の根岸正樹会長(剣道教士七段)は「今までの最高の試合をしてほしい」と呼びかけ、「正々堂々と、つばぜり合いのところで無意味な反則を取られないように注意して全力を出して戦ってほしい」と呼びかけた。
試合は女子、男子の順に行われ、早大本庄高の黛友晶部長(3年)は男子チームの大将として、竹内果保部長(同)は女子チームの副将として、それぞれ出場。昨年は男女とも早稲田が勝利していたが、今年は慶応が男女共に優勝した。通算優勝回数は、男子が慶応14回、早稲田3回、女子が両校1回ずつとなった。
早大本庄高の黛部長は「初の2連覇を目指したが、期待に応えられず悔しい。この悔しさをバネに大学でも剣道を続け、(大学の)早慶戦で早稲田の勝利に貢献したい。後輩には来年、必ず勝利をつかんでほしい」と話した。
優秀選手には、男子は大田都和さん(慶応)、伊奈葉輔さん(早稲田)、女子は土師百合子さん(慶応)、印東果保さん(早稲田)が選ばれた。
試合後の審判長講評で根岸会長は「いい試合だった」と評価。埼玉県内で来月開催される「全国健康福祉祭(ねんりんピック)」を話題に挙げながら、「皆さんも長く剣道を続けてほしい」と選手に呼びかけた。
閉会の辞では、大会副会長を務める慶応義塾志木高校剣道部顧問の小澤純教諭が「(今回の)早慶戦が一人一人にとって大事な節目になるのでは」と話した。
南原さんは「アナウンサーになりたい私にとって貴重な経験になった。真剣勝負に胸を打たれつつも、ミスをしないように細心の注意を払いながら進行した」と大会を振り返った。