神川町の食事処「四季料理おおくぼ」(神川町植竹、TEL 0495-77-4676)が10月1日、「おせち料理」の予約受付を始めた。
大久保進さんが1979(昭和54)年にすし店「菊鮨(きくずし)」として創業した同店は、長男の聡史さんが2021年8月、店名を「四季料理おおくぼ」にしてリニューアルオープンした。
同店が用意するおせち料理は、コハダ、カニ、数の子、ヒラメ、カイ類などの生ものを含め40~45品を予定。「12月30日から翌朝にかけて徹夜で作り、大みそかの8時~12時に店頭で手渡す。大みそかに来店できる人のみ対象」と店主の聡史さん。
「ほぼ手作りで、保存料を使わないため消費期限は2~3日間」と話す。「冷凍していないので解凍の手間がかからない。おせち料理に関してはアレルギー、好き嫌いなどのリクエストは対応できない」とも。
聡史さんは12日、「おせち料理の仕込みは私の完全ワンオペ。12月24日から1週間ほぼ寝ないで仕込みをする」と意欲を見せる。「10月に入ったら問い合わせを何件も頂いた。今回は物価高騰で仕入れの打ち合わせに時間がかかってしまったが、ポスターもやっと完成した」と話す。
価格は三段重で2万2,000円。