本庄市は7月20日より、12~64歳の市民のうち「基礎疾患を有する人」「高齢者施設等の従事者」を対象に新型コロナワクチンの接種予約を受け付ける。
同市では7月8日、12~64歳の全市民を対象に「新型コロナワクチン接種券」の発送を始めたが、ワクチンの供給量が大幅に減少し、今後の供給量も減少する見通しが国から示されたことで、「基礎疾患を有する人」「高齢者施設等の従事者」を除き、予約開始日の一時停止を同日付けで発表した。
同市内の新型コロナウイルス感染症の陽性判明者が7月4日、埼玉県発表で累積500人に達した。7月12日時点で504人。
埼玉県本庄保健所の遠藤浩正所長は「本庄市を含む本庄保健所管内では、ゴールデンウイーク期間に若干の山が見られたが、その後は比較的落ち着いた状況となっている」と話す。「県全体の累積陽性者は4万7314人(7月7日現在)で、ここ数日は新規陽性者数が100人を超える日もあり、決して予断は許さない状況となっている」とも。
遠藤所長は「引き続き自分と周りの大切な人たちの生命と健康を守る取り組みを心掛けてほしい」と呼び掛ける。