関越自動車道の上里スマートインターチェンジそばにある「上里カンターレ」(上里町勅使河原、TEL 0495-35-0001)の「バウムクーヘン工場」見学が再開し4カ月がたった。
同施設はバウムクーヘンのOEM製造などを手掛ける「シェリエ」の「上里工場」として2015年に開設された。「カンターレ」はイタリア語で「歌う」を意味する。南国をイメージさせる外観で2階建て。
1階の「バウムクーヘン工場」では、数年前から販売している「マロンコリーヌ」を製造しており、昨年11月から再びガラス越しに見学が可能となった。工場の前に設置しているビデオモニターでその製造過程を見ることができる。「マロンコリーヌ」は「栗の丘」を意味する商品で、ドーム型のバウムクーヘンの中に栗が一粒丸ごと入っている。
バウムクーヘンの製造では、生地を仕込み、高温で焼き重ねていく。同工場の機械では、バウムクーヘン生地が付いた1メートルの棒を1度に28本焼くことができるという。焼き時間は50分。
新型コロナウィルス感染症(COVID-19)感染拡大のため、1階のイタリアンビュッフェ「アマルフィ」は臨時休業。2階は一時閉鎖している。土曜・日曜・祝日の営業時間も18時までに短縮。これらの対応は1都4県知事共同メッセージを受け、4月24日まで延長する。
1階の「バウムクーヘン工場」の見学は、新型コロナウィルス感染拡大による対策で特別営業体制を取っている現在も平日の10時~16時。予約不要。