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上里のパン店 コロナ対策でパンのネット販売

ネット販売する食パン3斤と菓子パンの一例

ネット販売する食パン3斤と菓子パンの一例

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 上里で天然酵母のパンを製造販売する「味輝(みき)」(上里町大御堂、TEL 0495-33-4626)が3月、インターネット販売サイト「パンのロスを無くしたい」を開設した。

クーロンヌ・ナチューレの外観

 同社は1973(昭和48)年、与野市で創業。1979(昭和54)年、自然酵母パンの製造販売を本格的に始めた。1988(昭和63)年に上里町に「本庄工場」の用地を取得した。

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 「味輝パン」は、同社で培養した酵母のみを使っており、原料は米、こうじ、水のみだという。荒木和樹社長は「米を蒸してこうじをかけておけに移し、5000回ほど櫂(かい)でおけの中をかき混ぜ冷ます。こうじの持つ糖化する力を最大限引き出した培地で酵母が育つまで約2週間待つ。2週間、毎日酵母の様子を確認しながら、酵母の仕込みおけを500回ほどかき混ぜる。そして、約15時間かけて2段仕込みでパンを作る」と話す。

 「都内はコロナウイルスでの自粛要請で食品がスーパーの棚から消えたと聞いたが、埼玉県北部は逆で、ほぼ来客が無く、仕事が無くなる勢い。そんな中でパンのロスを無くしたいという思いから『訳ありセット』を作った」と話す荒木社長。「上里の静けさは半端ない。こんな時の食品廃棄はしたくない」とも。

 同社直営の店「クーロンヌ・ナチューレ」(七本木)では「パンは粗熱が取れたら袋詰めにしてコロナウイルス対策をして店頭販売している」という。「その日によって異なるが、食パン3斤、菓子パン。それぞれを組み合わせて1日1~3セットを出荷したい」と意気込む。

 注文順に出荷予定。届け日の指定はできない。