本庄の児玉文化会館「セルディ」(児玉町金屋)で11月18日、第4回MOA美術館本庄児童作品展表彰式が行われ、同館主催の全国展に出品となる作品も決定した。
同展には本庄市内の小学校全12校から、児童数の20%を目安に出品してもらい704作品が集まった。同会場では17日・18日の2日間、全作品を展示。
最優秀賞である「MOA美術館奨励賞」には北泉小4年の大友瑚琉里さんの作品が選ばれた。作品の題名は「夜空とかがやくシルクドーム」。大友さんの作品は来年2月にMOA美術館(静岡県熱海市)で開催される全国展に出品される。
優秀賞では、「埼玉県知事賞」に北泉小1年の坂口海翔さんの「とんぼのりょこう」、埼玉県議会議長賞に本庄東小4年の相田圭祐さんの「暗い木」など9作品が選ばれた。
審査員奨励賞4作品、「本庄市児玉郡医師会賞」など協賛団体賞9作品、「ガリガリ君賞」など協賛企業賞9作品、「本庄ファンクラブ」「まちの駅ネットワーク本庄」「ネットワークひがしこだいら」の共催団体賞として3作品が選ばれた。以上35作品に加え14作品が入選し、49人がそれぞれ賞状を受け取った。
審査員を務めた北泉小学校の岡村和美校長は「子どもたちの作品はとても色が澄んでいて、心がそのまま表れている」と評した。中学校で美術教員を20年務めてきた経験から岡村校長は「図画工作や美術を通して豊かな感性を育てられる学校にしたい」とも。