本庄の南大通りにある上里建設(本庄市見福3)が同社駐車場に巨大建造物を作った。
こだま青年会議所(こだまJC)で11月2日から開催している「こだま芸術祭」に参加するため、関係者から事前承諾をもらい期間限定で製作。材料にはベニヤ板などを使った。
同芸術祭は11月18日まで、本庄市・上里町・美里町・神川町の約20会場で絵画・写真・書道などの展示やライブなどを行う。10日13時30分~15時30分には、本庄早稲田国際リサーチパーク(西富田)で、元文部科学省文化庁長官の青柳正規さんが「芸術と地域おこし」をテーマにした講演を予定する。
同社社長の戸矢大輔さんは法学部出身だが、学生時代は美術サークルに所属していたこともあり、現在でも油絵を描く。
戸矢さんは「地元JCの後輩たちのためにぜひ実現させたい」と思い、約300万円かけてこの建造物を作ることを決意したという。
同社は1965(昭和40)年創業で太陽光発電や木造住宅を手掛けている。2008年10月に現在地に移転して満10年を迎えた。
同建造物はイベント終了とともに約50万円かけて解体する予定。