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埼玉県信用金庫本庄支店がリニューアル バリアフリー対応に

(左から)吉田信解本庄市長、埼玉県信用金庫の池田啓一理事長、同金庫の新哲哉専務理事、狩野輝昭本庄商工会議所会頭

(左から)吉田信解本庄市長、埼玉県信用金庫の池田啓一理事長、同金庫の新哲哉専務理事、狩野輝昭本庄商工会議所会頭

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 埼玉県信用金庫(本店=熊谷市、愛称=さいしん)本庄支店(本庄市中央1)が4月15日、リニューアルオープンした。

埼玉県信用金庫本庄支店の女性職員ら

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 9時のオープン直前に行われたセレモニーでは、同金庫の池田啓一理事長と新哲哉専務理事、吉田信解本庄市長、狩野輝昭本庄商工会議所会頭が出席してテープカットを行った。

 新店舗の敷地面積は987.13平方メートル。建物は2階建てで店舗は1階(286.83平方メートル)のみ。2階(133.63平方メートル)は15日のみ「本庄市写真展」などで一部を一般開放した。

 同支店は、同金庫設立の1948(昭和23)年、中山道を挟んだ向かい側にあった店舗で事業開始。1969(昭和44)年から今月14日まで、新店舗の隣の場所で55年間にわたり営業してきた。

 松本義昭支店長は「地域に役立つことをやろう。お金を集めて融資するだけではなく、地域経済が活性化するようなことを考えてやっていこう」と職員に呼びかける。「毎年、本庄市内で行われる『本庄まちゼミ』に職員も参加し、地域との交流を通じて、お客さまがより身近に感じる活動を心がけている」とも。「まちゼミ」は、まちの店主が講師となり、専門知識やノウハウを少人数のゼミ形式で伝える講座。

 新店舗はバリアフリー対応で、視覚障がい者用点字ブロックを設置。トイレはオストメイト対応で、店内ロビーも広いのが特徴。旧店舗は取り壊し、今秋には身障者用スペースも確保した駐車場になる。リニューアルオープン当日は約280人が来店。松本支店長は「通常は30人ほどなので、9倍以上」と話す。

 昨年2月に着任した松本支店長は「職員の大半は埼玉県人。何かあればすぐ相談に乗れる体制を取っていきたい」と話す。「本庄は横のつながりが強い。一人一人が温かいと感じる」とも。

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