U-11少年少女サッカー大会「JCカップinこだま~高みを目指し仲間と挑戦~」が4月20日、神川町営グラウンド(神川町小浜)で初開催された。主催は、こだま青年会議所(こだまJC)の青少年育成委員会。
ケイアイスター不動産の「デフフットサル」の4選手、山本典城監督と長沼克こだま青年会議所理事長
同会議所は1969(昭和44)年6月、全国415番目の青年会議所として設立。本庄市と上里町・美里町・神川町のこだま地域1市3町のまちづくりのためにさまざまな事業を行っている。
同大会は、県大会、関東大会、全国大会、さらには世界大会まである。開会式で長沼克(かつ)理事長は「世界大会目指して頑張ってほしい。この地域からスーパースターが生まれることを期待している」と話した。
「子どもたちに勝ち負けにかかわらず、互いを思いやり、たたえ合い、グッドルーザー精神の大切さを学んでもらうのが目的」と話す内林良太委員長。「グッドルーザーの精神を大切にしたいという思いから、試合終了ごとに『アフターマッチミーティング』を行い対戦相手チームの選手や監督らと交流する」という。1市3町から11チームが参加した同大会は8人制、15分ハーフの試合スタイル。9時、長沼理事長のホイッスルで4コートに分かれて試合開始。
ケイアイスター不動産(本社=本庄市西富田)のケイアイチャレンジドアスリートチームに所属する「デフフットサル」の川端菜奈選手、岩淵亜依選手、酒井藍莉選手、中井香那選手の4選手と山本典城(よしき)監督もゲスト参加し、参加児童やJCメンバーと交流試合を行った。同選手らは、2023年11月にブラジルで行われたデフフットサル世界選手権大会で優勝したメンバーで、山本さんは日本代表チームの監督。
同大会では、「FCチベッタA」が優勝、「神川パルフェサッカースポーツ少年団」が準優勝した。上位2チームは6月29日・30日に予定されている埼玉ブロック大会に出場する。