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元プロ野球選手、本庄・上里の小学校で「大谷グローブ」を使って特別授業

元プロ野球選手の星野おさむさんによる特別授業

元プロ野球選手の星野おさむさんによる特別授業

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 元プロ野球選手の星野おさむさんが3月4日、本庄市と上里町の小学校で「大谷グローブ」を使った特別授業を行った。

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 阪神・近鉄・楽天でプロ野球選手として1989(平成元)年から2005(平成17)年までプレーした星野さんは引退後も、楽天のコーチや独立リーグ「武蔵ヒートベアーズ」の初代監督を務めるなどして野球界に関わっている。星野さんは現在、交通誘導やイベント警備を行う「ゼンコー」戦略室に所属するとともに、同社の海野弘幸社長が代表理事を務めるNPO法人「F・ストーリースポーツクラブ」のプロモーターとして活動している。

 本庄市立本庄南小学校(本庄市栄3)の4年児童約70人を対象に行った特別授業で星野さんは、大谷グローブを使ってキャッチボールをする児童に投げ方のコツを伝えた。

 同小の岡村和美校長は「全国の小学5年児童を対象に行った調査で、埼玉県の児童は男女とも10年以上にわたって『ボール投げ』が全国平均値を下回っていて、投げる力が課題。星野先生から、ボールを少しでも遠くに投げるコツを学んでくれれば」と話す。

 独自の指導法を取り入れて授業を行った星野さんに、児童からは「説明が分かりやすかった」「久しぶりにキャッチボールをして、また野球をしたくなった」(以上、男子)、「うまくボールを投げられるようになった」(女子)などの声が聞かれた。

 特別授業終了後、星野さんが校内放送で全校児童に「(昼休みに)キャッチボールしようぜ」と呼びかけると、多くの児童が運動場に集まった。

 その後、上里町立賀美小学校(上里町金久保)で小学6年児童約30人を対象に、大谷グローブを使って、再び特別授業を行った。

 いずれの小学校でも、児童らは大谷翔平選手に「グローブありがとう」「結婚おめでとう」と、感謝と祝福の言葉を送った。

 星野さんは「南っ子や賀美っ子のボール投げの距離が少しでも伸びてくれたらうれしい。今日の野球教室をきっかけに野球に興味を持ってくれたら」と期待を寄せる。

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