見る・遊ぶ 暮らす・働く 学ぶ・知る

はにぽんプラザで映画「お終活」上映 本庄シネマクラブが定期上映会

本庄シネマクラブのメンバー

本庄シネマクラブのメンバー

  • 19

  •  

 本庄の「はにぽんプラザ」(本庄市銀座1)で3月17日、「お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方」が上映される。主催は本庄シネマクラブ。

はにぽんプラザ・多目的ホールの映写機能等を有する調整室

[広告]

 本庄市で2021年に開かれた「高校生議会」で、県立児玉白楊(はくよう)高校(当時)の「議員」から、「将来、映画監督になりたいと思っている。ぜひ本庄に映画館が欲しい」という提案があった。議会に参加していた高橋和美さんは「映画館を作ることはできないが、映画の上映会ならできるのではと思った」と振り返る。

 「気軽に映画を見にいけない人もいる。街なかで映画を上映することで、まちが元気になれば」と考えた高橋さんらは2021年10月1日、同クラブを立ち上げ、同年12月、同施設で試行的に上映会を開いたところ200人以上が鑑賞し、「映画の需要を確信した」という。

 高橋さんらは2022年3月に、映画の定期上映会を初開催。以来、奇数月の日曜に映画鑑賞会を開いており、今回が13回目となる。

 今回の作品は、仕事や子育てが一段落した熟年夫婦の騒動をコミカルに描く。結婚50年を迎える大原夫妻。定年退職した夫の真一が家にずっといることで、妻の千賀子は夫在住ストレス症に陥っていた。相手への気遣いも全くなくなり、伸一は健康マージャン、千賀子は健康コーラスに通って趣味仲間にお互いの愚痴を言い合う2人は熟年離婚寸前となっていた。そんな中・・・

 高橋さんは「年代に関係なく家から出て、映画を楽しんでほしい。感動や喜びで、生活に潤いが持てれば」と考える一方、「配給会社からの素材が高く採算が合いにくいが、料金は上げたくない。映画の楽しさを広げ、まちづくりの根幹である人と人のつながりを大切にしたい」と話す。

 料金は1,300円(会員は1,000円)。事務局(「銀座通り眼鏡」=銀座2)で申し込みを受け付ける。今後は、「カノン」(5月26日)、「銀河鉄道の父」(7月21日)、「おしょりん」(9月29日)を予定。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース