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埼玉・美里「ダチョウ農場」がリニューアル 博物館も1周年

「美里オーストリッチファーム」リニューアルのセレモニーにダチョウも整列

「美里オーストリッチファーム」リニューアルのセレモニーにダチョウも整列

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 埼玉・美里の「美里オーストリッチファーム」(美里町白石、TEL 0495-71-6838)が10月20日、「ダチョウ博物館」開館1周年に合わせてリニューアルオープンした。

窓から顔を出すダチョウ

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 林屋コンクリート工業(東京都板橋区)が、バブル期以降使っていなかった約1万坪の敷地でダチョウの飼育を始めたのは2003(平成15)年3月。同ファーム内のダチョウ専門博物館「オーストリッチミュージアム」は昨年10月20日オープンした。現在、同ファームでは65羽の成鳥、ひなと若鶏で合わせて約120羽、合わせて約185羽を、5月からは2羽のエミューも飼育している。

 リニューアルセレモニーで山田謙司農場長は「無事にリニューアルオープンできる日を迎えられた」と話した。リニューアルした同ファームでは、採卵体験ができるコーナーや、ファームを見渡すことができる見晴(みはらし)台、窓からダチョウが顔を出すドア、ダチョウを観察できるブランコなど、多数のフォトスポットが設けている。実物大のダチョウの巣も展示している。

 博物館では現在、ダチョウの卵の進化や、歴史、科学、ふ化、多様性、食文化など、「ダチョウの卵」にクローズアップした企画展「だちょたまワンダーランド」を開催している。同施設の飼養衛生管理者・吉野友子さんらは「今月初め、ダチョウのひながふ化する様子を20時間以上にわたり連続生配信した」と振り返る。

 のびのびとダチョウを育てている同施設。一羽一羽の育成状況に応じた自家配合飼料を給餌するほか、地元農家からの新鮮な野菜や自家農場で栽培したアルファルファなども与えている。

 営業時間は、平日=10時~15時、土曜・祝日=13時~16時。日曜定休。ダチョウ見学=中学生以上200円(小学生以下無料)、ダチョウ見学&博物館観覧=中学生以上500円(小学生以下無料)。

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