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昭和西川、本庄に羽毛リフォーム工場新設 年間5万枚の加工目指す

「昭和西川羽毛製造 本庄第2工場」開所式でのテープカット

「昭和西川羽毛製造 本庄第2工場」開所式でのテープカット

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 寝具の老舗メーカー「昭和西川」(本社=東京都中央区)は4月25日、「昭和西川羽毛製造 本庄第2工場」(本庄市下野堂)の開所式を行った。「昭和西川羽毛製造」は、「昭和西川」の100%子会社。

「昭和西川羽毛製造 本庄第2工場」で羽毛ふとんリフォームの工程を見学する開所式出席者

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 同社は、SDGsの12番目の目標である「つくる責任 つかう責任」を強力に推進していくために、羽毛リフォーム工場を新設した。同社の羽毛ふとんリフォームは、2020年=年間1260枚だったが、2021年=同10150枚、2022年=同17900枚、2023年=同19920枚と推移し、2024年=同35000枚を見込んでいる。

 同社の西川惠会長、田村秀和社長、本庄市の吉田信解市長、茂木不動産の茂木貢社長らが出席し、金鑚(かなさな)神社の中山真樹宮司を迎えて神事を執り行った後、開所式をした。

 急増する羽毛ふとんのリフォームに対応するために新設した工場は、敷地面積=1万1685平方メートル、建築面積=2378平方メートル、延床面積=3933平方メートルで、6つの羽毛洗浄ラインと4台の羽毛充填(じゅうてん)機を備える。今後、年間5万枚の加工を目指す。

 同工場では、まず徹底した個別管理のもと羽毛ふとんを解体し、洗浄。乾燥させたあと、充填し縫製。最後に検診を行い、出荷に至るという工程でリフォームする。

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