本庄市内の2つの小学校で6月8日・9日、トルコのパラテコンドー代表選手らと児童がオンライン交流会を行った。
トルコは黒海・エーゲ海・地中海に囲まれた国で、古くから「東西文明の十字路」として栄えた。本庄市は、同国を相手国とするホストタウンになっている。
同市では、市民出演の「ホストタウン応援動画メッセージ」を制作したり、コカ・コーラボトラーズジャパンから寄贈されたホストタウン応援ステッカーを市の庁用車130台に貼付したりしている。
予定されていたトルコのパラテコンドー選手の事前合宿が同国テコンドー協会からの申し出により中止になったが、今後もホストタウンとして交流をしていくための事業として、8日は同市立北泉小学校で6年児童52人が、翌9日は同市立仁手小学校で5・6年生児童18人が、それぞれオンラインで交流会を行った。
北泉小学校では、岡村和美校長が「夢をかなえるために北泉小まで、選手の皆さんパワーを届けてください」と話した。代表児童は「図工の作品がたくさん飾られていて美術館みたい」などと学校を紹介した。
仁手小学校では、示野浩生(しめのひろお)校長のあいさつに続き、児童がグループごとに「(全校児童)56人の小さな学校だが、みんなとても仲がいい」「みどりタイムの時間に、いろいろな野菜を畑で育てている」などと学校を紹介した。
交流会では、パラテコンドー選手が技を披露したり、児童から選手へ質問をしたりして交流した。東京パラリンピックは8月24日~9月5日、22競技539種目が予定されている。テコンドーは9月2日~4日。