JR本庄駅南口から徒歩10分ほどのところにある洋菓子店「パティスリーKUROSAWA(クロサワ)」(本庄市けや木1、TEL 0495-37-4130)が5月中旬、季節限定の「ブルーベリーとチーズのタルト」の販売を始めた。
2018(平成30)年4月30日にオープンした同店。店主の黒澤亘(わたる)さんは東京製菓専門学校卒業後、洋菓子店「レ・ザンジュ」(神奈川県鎌倉市)に5年間勤務。その後、地元の洋菓子店「トランテアン」(西五十子)で勤務するうちに自分の店を持ちたいという夢が膨らみ、開店を決めた。黒澤さんは「ジャパンケーキショー東京」の「グランガトー部門」「国内産米粉を使った洋菓子部門」で表彰された経験を持つ。黒澤さんの祖父、父も菓子職人で、兄は実家の「和菓子くろさわ」(児玉町児玉)を継いでいる。
黒澤さんは、3周年を迎えた感謝と今後への思いについて、「オープンからこれまで来店くださった皆さまのおかげ」「これからも皆さまに喜んでいただけるお菓子をたくさん作っていきます」などとつづり、店内に掲出している。
黒澤さんのお薦めはドイツのチーズケーキ「アイアシェッケ」(330円)や和菓子店を営む実家の餡(あん)を使った「あんこのモンブラン」(380円)。「洋菓子店の定番商品である生菓子と共に、和菓子の技術を活用した和洋菓子のメニューも充実させたい」と意欲を見せる。ショーウインドーには、「なめらかプリン」(230円)、「マンゴーロール」(380円)、「クレームブリュレ」(400円)なども並ぶ。
営業時間は10時~19時。水曜定休。販売は7月ごろまで。