旧中山道沿いにある「旧本庄商業銀行煉瓦倉庫」(本庄市銀座1)2階の多目的ホールで6月6日、「サマーコンサート2021」が行われる。主催は群馬オペラ協会。
テノール歌手の角田和弘さんは藤原歌劇団に入団し、1988(昭和63)年3月、「椿姫」のアルフレード役でデビュー。2019年11月7日、「群馬オペラ協会」として法人登記し、代表理事に就任した。同協会の尾高かおる常務理事はソプラノ歌手。
コンサートは2部制で行う。第1部は13時から、角田さん、尾高さんと共に、ソプラノ歌手の久保田真実さんと吉田早苗さん、ピアニストの岡典子さんが出演する。プログラムは「サルビア」「小さな空」、歌劇「ルサルカ」より「月に寄せる歌」、喜劇「こうもり」より「侯爵様、あなたのようなお方は」などを予定。
第2部は15時から、角田さん、尾高さん、岡さんと共に、ソプラノ歌手の三輪英さんと月岡友歌さんが出演する。プログラムは、「うぬぼれ鏡」「鐘が鳴ります」「初恋」、歌劇「つばめ」より「ドレッタの夢」などを予定。
同コンサートは、1月31日に予定していた「ウインターコンサート」が新型コロナ感染拡大防止の観点から中止・延期になり、6月6日になったことでタイトルも「サマーコンサート」に変わった。
尾高さんは「グランドピアノが寄贈されたレンガ倉庫でのコンサート。新型コロナ感染防止対策を万全にしているので、日曜のひとときを楽しんでほしい」と話す。
料金は各部共2,000円(全席自由)。角田音楽企画で予約を受け付けている。