本庄のすし店「寿し処 たく美」(本庄市西五十子2、TEL 0495-22-0555)」が6月で23周年を迎えた。
現店主の安藤徹さんが1997(平成9)年6月に創業し、現在、安藤さん夫婦と長女の寿実(ひさみ)さんの3人で店を切り盛りしている。JR本庄駅北口エリアにある「鮨みさご」(中央2)の4代目店主、安藤秀樹さんの父は徹さんの実兄。元々兄弟で「鮨みさご」を切り盛りしていたが、23年前に独立して駅の南側に出店した。
寿美さんは「緊急事態宣言期間中、売り上げが減少したが、家族だけで店をやっていたので、テークアウトを行ったりして何とか耐えることができた」と振り返る。寿美さんは、開店当時は他の仕事をしつつ店を手伝っていたが、今では店主の父を支える大きな存在になっている。寿美さんは「父は仕事ではまじめで頑固で丁寧で頼りになる職人気質だが、母が居ての父かも」と話す。
店内飲食再開後、飛まつ感染防止のために透明のアクリル板のついたてと会計場所にビニールシートを設置したという。席数はカウンター8席を含め最大35席可能だが、新型コロナ感染防止のため席数を減らして営業している。
「すしセット」(1,870円)、「すしハーフセット」(1,650円)、「ちらし丼セット」(2,090円)に加えて、「本日のおまかせ握り10貫」(2,860円)などを用意する。ランチは「すし定食」(1,100円)、ちらし丼定食(1,320円)など。
寿実さんは「当店は24年目に入った。家族で経営していて和やかな雰囲気なので気軽に来店してほしい」と呼び掛ける。「予算が超えてしまいそうになったら知らせることも可能」とも。
営業時間は11時30分~22時。毎週水曜と第3火曜定休。