ウニクス上里(上里町七本木)で6月5日~7日、緊急事態宣言中に外出自粛に努めた子どもたちにエールを送りたいという思いから1カ月遅れのこいのぼりが揚げられる。
「こどもの日」に9回目となる野外イベント「GO!GO!ハッピーライブ」を計画をしていた同施設では昨年に続き、こいのぼりを揚げる予定だったが、今年は新型コロナウイルス感染防止の観点から、イベントだけでなくこいのぼりを揚げることも中止した。
空に大きなこいのぼりが泳ぐ中で開かれる同イベントは「こどもの日」の恒例行事になりつつある。本庄市などで音楽活動をする「青春バンドCHELSEA」らが中心となって行っており、昨年は平成最後の大会となった「日本フットサル施設連盟選手権レディースクラス大会」で全国3位になった女子フットサルチーム「ドリームフットサルパークPORCO」も報告を兼ねて駆け付けた。
同施設では、3月~12月の第3日曜に行っている「彩の国ファーマーズマーケット」をはじめ全てのイベントを当面の間中止している。
同管理事務所スタッフは「新型コロナウイルスの影響による緊急事態宣言により、卒業式や入学式の縮小・中止が相次ぎ、自粛生活が続いた子どもたちへエールの気持ちを込めて、1カ月遅れのこいのぼりを揚げたい」と話す。「来年はもっと多くのこいのぼりを揚げたい。家で眠っているこいのぼりがあれば一緒に揚げてみませんか」とも。
こいのぼりは天候などの都合により中止となる場合がある。