国道17号線沿いの「イオンタウン上里」(上里町金久保、TEL 0495-35-0600)で11月10日、「カルメンの幻想~スペインに想(おも)いをはせて~」と題したコンサートが行われる。
出演は「キアラ・ミュージック アンサンブル」「前橋・市民オペラ合唱団」ら。「カルメン(Carmen)」はスペイン・セビリアを舞台に、魔性の女「カルメン」と軍隊の伍長「ホセ」の破滅的な愛を描いており、ジョルジュ・ビゼーの代表作。
キアラ・ミュージックアンサンブルは堀内晃子さん、向井めぐみさん、荒井恵理子さん、島田真理子さんの4人から成る。ソプラノ担当の堀内さんは「第39回フランス音楽コンクール(日仏関西)」2位で二期会会員。フルート担当の向井さんは海外でも活動。クラリネット担当の荒井さんは音楽教室や中学・高校吹奏楽部の指導なども行う。ピアノ担当の島田さんは第18・19回日本教育連盟オーディション奨励賞を受賞した。
前橋・市民オペラ合唱団は、音楽経験の有無を問わず、さまざまな職種、幅広い年齢層のメンバーで構成され、現役のプロのオペラ歌手から直接指導を受けている。総合舞台芸術といわれるオペラの公演を「プロのオペラ歌手と共に自分たちの手で作り上げる喜びを味わいつつ、活動している」という。
今回のコラボは、堀内さんが同合唱団の音楽スタッフをしていることから実現した。「小田澄江フラメンコ教室」の上里カルチャー会員も出演する。
堀内さんは「今回は来年2月9日の歌劇『カルメン』のプレイベント。イオンでしか演奏しないスペインに思いをはせた楽曲やフラメンコ舞踊も楽しんでほしい」と話す。
当日は12時~と14時30分~の2回公演。観覧無料。