本庄市を中心に上里町、神川町、美里町が舞台になった映画「たった一度の歌」の劇中歌「永遠の川」のCDがリリースとなった。
この歌は中島美嘉さんの「桜色舞うころ」などを手がける川江美奈子さんが同作品のために作詞・作曲。TBSテレビ「ひるおび」の今年7月のエンディングテーマ曲にもなった。
「岡田浩暉さん演じる肇が高校時代に初めて作った曲という設定のため、昭和的な旋律と微妙な未熟さを残すという難しいオーダーだった」と脚本兼監督の宮武由衣さんは、ユナイテッド・シネマウニクス上里(上里町七本木)で6月23日に行われた舞台あいさつで振り返った。
同作品は人生の後半戦に入った人や、まだ夢見る人、それぞれが織りなす現実と夢を「歌」に込めた物語を描く。6月22日に3劇場で公開され、同劇場では7月31日まで上映された。出演は高橋和也さん、岡田浩暉さんをはじめ、東大卒のシンガー・ソングライターUEBO(ウエボー)さんら。同作品には中西圭三さんが実在する農業合唱団のために提供した「LIFE」も劇中歌として登場する。
8月24日から都内での上映が決定し、25日には舞台挨拶を行う。本庄からもエキストラ出演者など関係者20人以上が「東京公開記念イベント」に駆けつける。
CDの価格は1080円。全国の山野楽器、ヴィレッジヴァンガードウニクス上里店などで購入できる。