本庄の余熱利用施設「湯かっこ」(本庄市東五十子、TEL 0495-22-8126)内の2階「食事&宴会処」に5月15日、讃岐うどんの店「つる鹿」がオープンした。
同施設は、隣接するごみ処理施設「小山川クリーンセンター」のごみの焼却による余熱を有効利用したプール&温泉施設。3階建てで、1階に温泉プール、2階に交流スペースやリラクセーションラウンジなど、3階には温泉やサウナがある。
同店は2階にあり、注文後に和室の交流スペース(152畳)内で食事するシステム。通常、同施設入館には入館料(大人600円~)が必要だが、1階受け付けで「つる鹿で食事だけしたい」と伝えリストバンドを腕に着けることにより、入館料の支払いが1時間限定で免除される。
店主の持田崇裕さんは「つるつるした滑らかな食感が出せるように独自に配合した国産小麦を使い、その日の気候、温度、湿度をチェックしたうえで、塩水の量や温度を調整し小麦粉を練る。だしは香川産いりこ(煮干し)、鹿児島産かつお節、北海道産昆布を使う」と言う。
メニューには、ぶっかけうどん、ざるうどん、かけうどん、桶うどん(以上430円)、家族ざるうどん(1,580円)などをはじめ、トッピング用の「かしわ天」(120円)やミニ丼セット(750円または900円)もある。
持田さんは「讃岐うどん特有の、もっちりとしてコシのある、つるつるした滑らかな食感を味わってほしい」と話す。
営業時間は11時~21時。月曜定休(祝日の場合を除く)。