上里町が5月11日、保健センター(上里町七本木)等跡地の利活用に関するサウンディング型市場調査の結果を発表した。サウンディング型市場調査とは、行政が公共用地の利活用や事業化を検討する初期段階で、民間事業者と直接対話を行う手法。
同調査は、旧保健センターや旧老人福祉センターなどの移転・複合化に伴い解体予定となっている施設跡地について、民間事業者から広く活用提案を募るために実施したもの。対象地は約6853平方メートルで、隣接する民有地(借用地)約3945平方メートルを含めると、合計約1万798平方メートルになる。
同町では4月6日に現地見学を実施。4月23日に行ったサウンディングには1者が参加。参加者から「子どもたちの憩いの場となる公園・広場の整備」の提案があり、「天候に左右されない屋内型遊び場を併設し、子どもから高齢者まで幅広い世代が安心して利用できる交流拠点にしては」という意見が寄せられた。
参加者は、対象地について「町内の中央に位置しており、利便性が高い」と評価する一方で、「収益となるものと併せられるか」「民間と連携する場合、マッチングする企業があるか」などと課題に挙げた。
同町では、持続可能なまちづくりを目指し「公共施設アセットマネジメント」を推進している。保健・福祉機能を集約し、保健センターや社会福祉協議会の機能を加えた複合施設「こむぎっちテラス」が3月、同町役場に隣接して開館したことに伴い、旧福祉町民センター、旧保健センター、旧老人福祉センター、旧七本木公民館の4施設の除却を計画しており、一部施設用地について跡地活用を検討する「サウンディング型市場調査」を行うと、3月25日の3町(上里町・神川町・美里町)合同記者会見で発表していた。