埼玉・神川町で3月15日、物流専用ドローン「Air Truck(エア・トラック)」のフライト実験が行われた。
今年4月にオープン予定の同町多目的交流施設(神川町下阿久原)で「ドローンなどを活用した地域課題解決のための包括連携協定」締結式が、神川町、セイノーホールディングス(岐阜県大垣市)、エアロネクスト(東京都渋谷区)の3者で締結された後、ドローンのフライト実証実験を行った。
同施設から救援物資と弁当と豚汁を物流専用ドローン「エア・トラック」に搭載し、城峯(じょうみね)公園までの片道約5キロの距離を約11分で配送。その後、同園で地元産の野菜やマヨネーズなどをドローンに積み込み、同施設に向けて復路飛行した。
3者は今後連携して、ドローン配送と陸上配送を融合した新スマート物流「Sky Hub(スカイ・ハブ)」の社会実装に向けた検討を進めていくという。