ソーラーパネル製造などを手掛ける上里町のHTM-Japan(上里町七本木)が9月6日、液体急速冷凍とストッカーの2種類の機能を持つ「-60℃液体急速冷凍システムOKESAフリーダー」を発売した。
同商品は、食品の細胞を壊さず凍結でき、味や品質、鮮度が冷凍前とほぼ変わらない状態で長期保存できる。アルコールの液体熱伝導率を利用して急速冷凍する。低温保存で細菌の繁殖を抑制することにより、新鮮な状態での長期保存が可能になる。余った食品を急速冷凍することで、いつでも新鮮な状態で使え、食材の無駄をなくすことができるという。
同商品は、同社の大村広司会長の妻の故郷である佐渡島の漁師、石見善男さんの考案。石見さんの「取れたての状態の魚を食べてほしい」「一年を通して旬の魚を提供したい」という思いに大村会長が同調し実現した。家庭やレストランなどでの使用を見込んでいる。
商品は3種類ある。「60ハーフ(急速冷凍とストッカーの2種類の機能)」の本体(ストッカー庫内容量=33リットル)価格=29万8,000円、「60(急速冷凍の機能のみ)」の本体価格=29万8,000円、「330(急速冷凍とストッカーの2種類の機能)」の本体(同=220リットル)価格=59万8,000円(以上、全て税別)
Yahoo!ショッピングでも扱う。