HTM-Japan(上里町七本木)が6月6日、電動二輪車「こむぎっち電気バイク」と電動三輪車「原動機付き三輪 こむぎっちカーミニ」を製品化したと発表した。
太陽電池による発電という再生可能エネルギーをベースとして、ソーラーパネルや電気カーの開発・普及に取り組んできた同社。昨年は国土交通省認可の下、同社の超小型モビリティの利活用実証実験が行われた。
同社が手掛ける電気カーは日常生活に利用するだけでなく、災害時には電気カーが避難所に集結して連結することにより、化石燃料を使わずに太陽光の力だけで電気の供給ができる。
今回発表された電動二輪車と電動三輪車の特徴として、「電気で走るのでガソリンは一切使わず、排ガスなども一切出ないので地球環境にとてもやさしい」点を挙げる。さらに手軽に家庭で充電でき、ガソリンよりも経済的だという。
三輪タイプの寸法は2240×1190×1485ミリで、モーターの出力は600ワット、乗車人数は1人。価格は、二輪タイプ=26万8,000円、三輪タイプ=59万8,000円で、いずれも充電器は8,000円(以上、税別)。
7月4日から、先行発売を予定している。