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本庄駅南口にフリースクール 本庄第一中高が開校、メタバースで支援も

本庄第一通信制中等部「Echo School」

本庄第一通信制中等部「Echo School」

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 本庄第一通信制中等部「Echo School(エコースクール)」(本庄市駅南2)が5月23日、JR高崎線・本庄駅南口近くに開校する。運営は本庄第一中・高を運営する「塩原学園」(仁手)。

本庄第一通信制中等部「Echo School」の外観

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 「塩原裁縫女学校」として1925(大正14)年6月に開校し、来年で100周年を迎える同学園。1998(平成10)年には学園理念を「響生」と定めた。定義上「フリースクール」に分類される同施設の名称の一部に「響」を連想させる「Echo」を使う。

 同施設では、さまざまな理由で学校に通うことが困難な中学生に「自分らしく過ごせる居場所」を提供し、必要に応じて同校の教員が学習支援や面談を行う。メタバースを用いて支援したり、本庄商工会議所や地域の企業と連携し、職業体験やキャリア教育なども行う。在籍する中学校長から認定されると在籍校の出席日数に加えることができるという。

 同スクールの生徒は、駅前のサテライトキャンパスに自由に登校して、宿題やワークなどの学習をICT教材を用いながら各自で進める。登校が難しい場合は、「本庄第一メタバース校舎」で、自宅にいながら教員との面談や質問、友人との自由なコミュニケーションを取ることもできる。本庄第一中・高教員の森大祐(だいすけ)さんは「駅前サテライト教室、メタバースというツール。これらを最大限に使うことで、生徒は学校という場にとらわれずに、自由で柔軟な学びを個別に実現できる」と話す。

 登録費は3万円(5月31日までに事前登録した場合は無料)で、利用料は1カ月1万500円。

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