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本庄で「世界一大きな絵プロジェクト」 市内の小中学生80人が描く

本庄市内の小中学生らが描いた「世界一大きな絵2024プロジェクト」への出品作品

本庄市内の小中学生らが描いた「世界一大きな絵2024プロジェクト」への出品作品

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 本庄市内の公立小中学生80人が「世界一大きな絵2024プロジェクト」に参加し、5メートル×5メートルの絵を完成させた。

本庄市内の小中学生らが描いた「世界一大きな絵2024プロジェクト」の完成作品

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 10月29日に児玉地区の小中学生が市立金屋(かなや)小学校(本庄市金屋)体育館で、11月12日に本庄地区の小中学生が市立中央小学校(緑1)体育館で、それぞれ絵を描いた。同市で描く作品のテーマは「笑顔で世界を平和に Smile for Earth from Honjo with はにぽん」。

 同プロジェクトは、世界中の子どもたちが描いた絵をつなぎ合わせ、一枚の「世界一大きな絵」を作ることを目的としており、NPO法人「アース・アイデンティティー・プロジェクツ」(東京都大田区)が主催。本庄市内では約20人の美術部に所属する中学生と約60人の小学生らが参加した。

 同市学校教育課の黒田さんは「世界の子どもたちが、国や宗教、人権を越えて一枚の『世界一大きな絵』を完成させることにより、共通の喜びを分かち合い、情操を育み、世界平和に対する意識を育てていくのが目的」と話す。同プロジェクトには、世界各国や日本全国の市区町村が参加している。

 完成した絵を見た市立本庄南小の岡村和美校長は「みんなで笑顔で描いた絵、見た人も笑顔にしてくれるはず」と話す。

 世界各国、日本各地で描かれた作品は、一枚の「世界一大きな絵」に縫い合わせ、パリオリンピックが開催される2024年にパリで披露する予定。2025年5月に広島で開催される「フラワーフェスティバル」の場でも披露し、被爆した広島市立本川小学校の資料館の地下に納め、未来の子どもたちへ贈ることも計画している。

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