本庄の洋菓子店「Sweet(スイート)パフェCOCOA(ココア)」(本庄市五十子2)がオープンして1月26日で1年がたった。
「SweetパフェCOCOA」店主の飯島みどりさんと夫の弘さん
店主の飯島みどりさんは深谷市岡部出身。開店当初は全ての商品を小麦粉で作っていたが、来店客から「小麦アレルギーだから食べられない」と残念がられたのをきっかけに、小麦粉から米粉に変えた商品を数多く用意することを決めた。
現在、米粉を使った商品として、「バニラクッキー2個入り」(150円)、「メープルクッキー2個入り」(160円)、「マフィン」(360円)、「いちごパフェ」(560円)、「BIGいちごショート」(600円)などを用意する。
「子どものころから姉や従姉妹とクッキーやアクセサリーなどを作るのが好きだった」という飯島さんは高校卒業後、埼玉県調理師専門学校「製菓製パンコース」に進学。菓子やパン作りをはじめ、和食や西洋料理の授業を受けた。卒業後、村島製菓(上里町三町)に就職して5年勤めたが、自分の店を持つ夢があったため、退職して複数の和洋菓子店で働きながら経験を積んだ。オープン前の半年間、熊谷市内のシェアキッチンでミニパフェや焼き菓子を作り、本庄や深谷のイベントなどで販売した。
本庄レンガ倉庫(銀座1)で2月23日に行われるイベントに出店予定の飯島さんは「店を持って初めてイベントに出店する。米粉マフィンやクッキーを用意したい」と意気込む。「店での販売は夫に任せるので、店は通常営業」とも。上里町内の米菓製造会社に勤める夫の弘さんは、仕事が休みの日は店を手伝っている。
営業時間は11時~17時(売切れ次第終了)。月曜・火曜・金曜定休。2月14日の「バレンタインデー」は臨時営業する。