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埼玉県神川町とマルキユーが協定 フィッシングセンター運営などで連携

「マルキユー」が運営を手がけることが決まった「矢納フィッシングパーク」(写真提供=神川町)

「マルキユー」が運営を手がけることが決まった「矢納フィッシングパーク」(写真提供=神川町)

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 神川町役場で1月23日、同町と釣具メーカー「マルキユー」(本社=桶川市)が町民サービスの向上と地域の活性化を図るため「地域活性化に関する包括連携協定」を締結した。

神川町の桜沢晃町長と「マルキユー」の岡田信義社長

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 同協定は、「地域資源を活用した、産業や観光の振興に関すること」「矢納(やのう)フィッシングパークの運営に関すること」「教育や生涯学習に関すること」などの分野に連携して取り組み、町民サービスの向上や魅力的なまちづくりにつなげ、「豊かな地域社会の形成・発展」を目的に据える。

 協定を機に、同社はリニューアル予定の「矢納フィッシングパーク」(神川町矢納)の運営をはじめ、地域活性化の取り組みを進めるという。

 同施設では4月~11月、ニジマス釣りが楽しめることから、釣りの初心者や家族連れなどでにぎわっている。夏季限定のニジマスのつかみ取りは、子どもたちの遊び場として人気があるという。釣りを楽しんだ後は、魚を炭火焼きにして食べることもできる。

 桜沢晃町長は「これまでのノウハウを生かし、矢納フィッシングパークを魅力あふれる施設にしていただき、神川町の観光施設の目玉の一つとして育ててほしい」と期待を込めた。「協定を契機として、町内の観光イベントや、生涯学習の分野、さらに教育の分野など幅広く協力いただくことにより、地域のにぎわいを創出し、地域振興につなげていければ」とも。

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