埼玉県神川町の「カネザワフルーツリゾート」(神川町元阿保、TEL 0495-77-2255)のブルーベリー農園が6月26日、グランドオープンする。
「カネザワフルーツリゾート」を運営する「カネザワ」の金澤正雄社長
同園は1971(昭和46)年4月に創業し、今年50周年を迎えた「カネザワ」が経営。同社は木材小売業からスタートし、不動産、建築、高齢者介護福祉、太陽光などの事業を手掛けており、2018(平成30)年2月、同園の運営などをする「農業部門」がスタートした。
同園は、木成りの国産完熟のグロスミッチェル種バナナ「神川バナナ」をはじめ、ナシ、オリーブ、ブルーベリーなどを無農薬または低農薬で育てている。園内ではヤギなどの動物とも触れ合える。
社長の金澤正雄さんは「身にまとうもの、口にするもの、住まうもの、そのどれもが一貫して自然で心地良いものであってほしい。カネザワフルーツリゾートはそんな思いを果物に込めている」と話す。「生産者が加工と流通・販売も行う6次産業化を加速させたい」とも。
一昨年から、20種類の品種の苗をそれぞれ50本ずつ、合わせて1000本の栽培を始めた。地植えではなく、かん水装置を備えたポット栽培を行っている。床は防草シートで歩きやすくなっている。「今は大粒で甘いハイブッシュ種10種類以上が食べ頃」(金澤さん)とも。
開園時間は9時~16時(最終受け付け15時)。ブルーベリー狩りの料金は、大人(中学生以上)=1,600円、小人(小学生)=800円、3歳以上の未就学児=300円、3歳未満無料。時間無制限。予約方法はインスタグラムで確認できる。