内田糸店倉庫(本庄市銀座3)で5月22日・23日の2日間、JUNKANEKOさんのアート展と対話集会が開催される。主催は本庄NEXT商店街プロジェクト。
2018(平成30)年10月に始まった「本庄マルシェ」は、次世代商店街のモデル「NEXT商店街」の実現を目指す埼玉県の事業「埼玉県NEXT商店街プロジェクト」の一環として、地元の商店街や有志メンバーなどが中心となり、地域の魅力を再発見し中心市街地のにぎわいを取り戻すために企画された。
2018(平成30)年度と2019年度の2年間、本庄市は同事業の指定地域になった。その後、独自で続けていこうとしていた矢先に「コロナ禍」に。感染拡大防止の観点から、以前のような「マルシェ」が開けないため、今回、アート展を企画したという。福島県在住のJUNKANEKOさんは、「ほんじょうマルシェ」のロゴをデザインしている。
JUNKANEKOさんは「ゆがんだ弱々しい無数の線でチクチク描いたものたちは、どこか1カ所でも切れてしまうと簡単に崩壊してしまう危うさがある一方、集まることで強さを増し、その集合は美しい文様を生み出すことができる。その不完全が持つ美しさや傷ついても何度も修復して立ち上がる強さのようなものを感じていただけたら」と思いを述べる。
22日は「これからの本庄の『楽しい』を話そう」をテーマに対話集会「本庄MEET&TALK」を行う。ゲストは「暮らしの編集室」(北本市)の岡野高志さんと江澤勇介さん、北本市市長公室シティプロモーション・広報担当の林博司さんと荒井菜彩季さん。「面白い仕掛けを創り続ける4人のゲストの話を聴きながら、これからの本庄でしたいことをイメージしてみては」とプロジェクトリーダーの山田康博さんは参加を呼び掛ける。「本庄MEET&TALKをきっかけに、本庄を楽しんでみては」とも。開催時間は15時~16時30分。参加無料。
アート展の開催時間は11時~17時。入場無料。