国道17号線沿いに「焼肉きんぐ本庄店」(本庄市日の出4、TEL 0495-71-4290)がオープンして間もなく5カ月がたつ。同店は物語コーポレーション(愛知県豊橋市)が経営する直営店で、全国で251店舗目。
焼き肉食べ放題の同店は、ファミリーを中心に幅広い客層が来店。食べ放題には「58品コース」(2,948円)、「きんぐコース」(3,278円)、「プレミアムコース」(4,378円)の3コースを用意。いずれも100分の時間制。他に単品メニューも用意。タッチパネルを用いて席で注文、店員が商品をテーブルまで運ぶため食事中に席を立つ必要はない。
「4大名物」として「きんぐカルビ」「花咲上ロース」「壺漬け一本ハラミ」「炙(あぶ)りすき焼きカルビ」を掲げる同店だが、店長の「お薦め」は「きんぐカルビ」と「花咲上ロース」。「きんぐカルビ」で使っている肉は、1頭から約500グラムしか取れない希少部位だという。「花咲上ロース」はブロック肉を店で加工し、盛り付けは花が開くようなデザインにして提供している。
新型コロナ感染防止対策も行政や政府の意向に沿って営業。加えて、会社独自の新型コロナ対策マニュアルに従い1時間に1回の消毒、タッチパネルやテーブルなど人が触れるところは客の入れ替え時に消毒を行う。入店時の検温、手指の消毒も行っている。換気は、無煙ロースターを使って吸気を行い、換気口を使って空気を循環する。
田中辰弥店長は「『地域一番店』という社内での合言葉をモットーにして、この店に関わる人が地域に根付き、笑顔があふれ元気になり、愛される店にしていきたい。また来てみたいと思ってもらえるようエンターテインメント性がある店を作っていきたい」と話す。社員2人とアルバイト55人で運営する。
席数は21席。駐車場は30台。営業時間は17時~24時(土曜・日曜は11時30分~)だが、新型コロナ感染拡大防止対策のため5月19日まで21時閉店(酒類提供は20時まで)。関係機関の要請に則り、営業時間の短縮が延長される可能性もある。