上里スマートIC前の「上里いちご&トマト園」(上里町勅使河原、TEL 0120-643-388)で7月11日から、「夏野菜の収穫体験」が行われている。
同園の「いちごエリア」では「紅ほっぺ」「かおり野」「とちおとめ」「やよい姫」「よつぼし」「恋みのり」など、さまざまな品種を栽培。「トマトエリア」では、「トマトベリー」「ピッコラカナリア」「キラーズ」「トスカーナ・バイオレット」「ピンキー」「カンターレグリーン」「アイコ」「プチぷよ(レッド&イエロー)」などのミニトマトを高設栽培している。
今シーズンも、イチゴ狩りは1月2日~5月6日、トマト狩りは11月2日~5月31日に開催を予定していたが、4月7日に政府から発表された「緊急事態宣言」を受け、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、4月13日より今シーズンのイチゴ狩りとミニトマト狩りを臨時休園し、イチゴとミニトマトのパック販売のみとした。
緊急事態宣言明けに備えて準備を進めていた同園は7月11日から、「夏野菜の収穫体験」を初めて行う。1グループに1人のスタッフが付いた野外での体験。収穫できる予定の野菜は、キュウリ、ナス、オクラ、インゲン、ゴーヤ、ピーマン、枝豆、カボチャ、シシトウなど。
「3密を回避し、お子さんの食育にもなる収穫体験で今年の夏の思い出を作ってほしい」と同園スタッフの野地三奈さんは呼び掛ける。「しま模様のナス、白いゴーヤ(アップルゴーヤ)などスーパーではなかなか見かけない珍しい品種の野菜も収穫できる」とも。
料金は1人1,800円。家族で参加の場合、小学生未満は無料。9時~、10時~、11時~、13時~の1日4回。所要時間は約60分。1グループ6人まで。料金には、体験料、ガイド料、体験で使う道具、収穫した1袋分の野菜とそれを入れるビニール袋が含まれる。8月30日まで。
野地さんは「汚れてもいい肌の露出の少ない服装で、靴は長靴か望ましい。帽子、タオル、軍手、飲み物も忘れず用意してほしい」と話す。「虫よけ、日焼け止めもあると便利」とも。
予約は「じゃらんネット」または同敷地内にある「上里カンターレ」(TEL 0120-643-388)に電話予約。予約受付時間=10時~17時。