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本庄のそば店「小川家」が50周年 わんこそばの挑戦者途切れず

「小川家」店内に掲出している「本庄わんこそば番付表」

「小川家」店内に掲出している「本庄わんこそば番付表」

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 本庄の石びきそば「小川家」(本庄市本庄4、TEL 0495-22-3242)が6月、創業50周年を迎えた。同店の人気メニュー「わんこそば」は今も挑戦者が途切れない。

元祖本庄わんこそば(3,300円)メニュー表

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 小川茂さんは2代目。結婚したころは会社員だったが、先代の下で修業して20年前に店を継いだ。義父の小川一利さんは東京で修業して、1970(昭和45)年6月に創業し、1974(昭和49)年12月、店を現在の場所に移転した。

 茂さんは店を継ぐ際、「そば屋は若い人には敷居が高いと感じるので、気軽に来てもらえるようにするために若い人向けのボリュームメニューとして『ピり辛肉そば』を発案した」と振り返る。「ピリ辛肉そば」(850円)は特製ごまラー油を使い、本かつおベースの甘辛いつゆを用いたそば。お薦めの食べ方として、「そばと具を混ぜる」「揚げ玉と生卵は好きなタイミングで入れてまろやかな味わいを楽しむ」「つけ汁にそば湯を入れてスープとして味わう」と店内に掲示している。

 15年前に始めた「元祖本庄わんこそば(盛り出し式)」は制限時間60分で3,300円。土曜・日曜は友人同士などで挑戦者が訪れる。店内には「本庄わんこそば番付表」を掲出している。番付表で2020(令和2)年の現時点での「横綱」は260杯を食べた男性。挑戦する場合は予約が必要。岩手県で開催される「全日本わんこそば選手権」の予行演習を同店で希望する客もいるという。

 営業時間は11時~20時。木曜定休。

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