本庄商工会議所と児玉商工会が、本庄の飲食店を応援するプロジェクト「みらい飯」を発足させた。
地域飲食店応援クラウドファンディングプログラム「みらい飯」は、各地の商工会議所がクラウドファンディング実行者となり、ページを作成し支援を呼び掛け、集まった支援金を参加飲食店に配分するシステム。日本商工会議所がクラウドファンディングサービスを運営するREADYFORと連携し創設した。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響で厳しい経営を余儀なくされている地元の飲食店を応援するため、本庄商工会議所と児玉商工会は連携して実行委員会を立ち上げ、同システムを活用することを決めた。
実行委員長は本庄商工会議所の高橋祐介副会頭、実行副委員長は同所の田中一成専務理事、監事はDIKの金子弘行会長、ワーキンググループリーダーにはサイセンの金子章社長が就き、地元飲食店に同プロジェクトへの参加を呼び掛ける。
高橋実行委員長は「地域の飲食店を助けるために『みらい飯』を始めることを決めた。ぜひ、本庄の飲食店を応援してほしい」と話し、地域内外の人々に本庄の飲食店への支援を呼び掛けた。
「店舗指定コース」は、プロジェクト参加店の中から特定の店を指定して応援するスタイル。同コースでは3,000円の支援をすることで、新型コロナウイルス収束後にその店で利用できる3,300円分の食事カードを受け取れる。コースは5,000円コース、1万円コースなど複数ある。
「地域応援コース」は店を指定せずプロジェクトに参加している全ての店を応援するスタイルで、支援金は参加店で均等配分する。
参加店の募集受け付け1次締め切りは6月23日、2次締め切りは7月8日。本庄商工会議所と児玉商工会の会員企業が参加できる。会員登録と同時にプロジェクト参加も可。